発達障害 outside and more * 「花咲蜜」という一事例について

#生きてる事故 #記憶喪失おばちゃんの事件簿 #発達障害

ご縁あった皆様へ

自閉症スペクトラム当事者として、
アスペルガー症候群高機能自閉症の女性の会カモミール代表として、
皆様とのご縁をいただいていた、「花咲蜜」こと、菊地啓子です。

 

大変お世話になりました。

 

ご縁あった皆様と、どのような別れであったか、
実は、私は思い出すことが難しい状態にあり、これを書いています。

 

私は、日常生活の家事に支障はないものの、
「記憶喪失」となっております。

 

実は何人かの方には、お電話でお話ししましたが、
花咲蜜として活動していた頃のことなどの記憶を、
ほぼ、まるごと失ってしまいました。

 

自分の記憶がないことに動揺し、様々な方にお電話をしましたが、
私は頭に入っている記憶が、ほぼ、幼児期に曽祖母や祖父母と話した内容のみとなっておりました。


みなさまにとっては、会話として成立しない一方的な話をされたと感じたのではないかと思います。


お電話した自分にとっても、チンプンカンプンなお電話となってしまっていたことと振り返ります。

 

2018年あたりから経験した、
自分自身の肉体的感覚的症状からの回復および改善という変化に驚き、
その中で起きた記憶喪失。

 

中途半端な自己理解で、表面的にみなさまとやりとりしてしまいました。


自分の状態に気づけず、自分本位な状態のまま私は、
みなさまの反応や、みなさまとのやりとりに勝手に驚き、
自分で自分を余計に混乱させてしまっていたのだと思っています。

 

いま、強く、深く後悔しています。

 

私を大切に思っていてくださった皆様。

私との縁を大切に思ってくださっていた皆様。

 

みなさまとの関係を大切にできなくて、ごめんなさい。

 

みなさまとの丁寧な関わりを欠き、混乱させたこと。

「どうしたのだろう?」と思わせるだけになってしまったりしたであろうこと。

 

ちゃんと、ゆっくり、丁寧に話を重ねられないまま、
一方的に自分本位のようにして消えたこと。

 

ほんとうにごめんなさい。


ご不快であったり、つらい思いをさせたことだろうと思います。

本当に本当に申し訳ありませんでした。

 

実は先日、自分の記憶がどうもおかしいということで、
発達障害の当事者活動をする中で出会った「ある人」に、
この記憶喪失状態について助けを求め、以降、大変お世話になっています。


記憶喪失自体は改善したとはいえないのですが、
(自分がどう暮らし、なにをしていたのか、結局思い出せません。)
自分が記憶喪失になって混乱したまま、
何年も生活をしていたことに気づかせていただくことができました。

 

しかも、おそらく私は「発達障害」というより、
発達期・幼児期などを含めた「成長期トラウマの連続」によって、
記憶喪失を重ねており、なおかつ、それは、
衣食住などにも関係する「身体感覚の感受性が鋭敏すぎる」ことによって、
起きていたと推測できました。

 

みなさまとご縁をいただき、
交流させていただいていた頃訴えていた、
自分自身の様々な症状、「全身の痛み」や「吐き気」、
「感覚過敏の多種多様な症状」のほか、


2016年から2018年にかけてかなり解消されました。

 

みなさまと会う機会が持てなくなっていった頃、

2014年から2016年あたりの股関節の手術などの頃には、
私の全身の疼痛は、精神薬や不眠薬では抑えられなくなり、
がん治療などにも使われる強い痛み止めを飲むほどになっていました。


それ以後も